鳥瞰図とは「Bird's-eye view」、鳥の眼で描く地図のことだ。現代では「Google Earth」で衛星写真を観ることができるが、かつて絵師たちは自らのイマジネーションで鳥瞰図を描いた。明治以降の多くの鉄道沿線案内が鳥瞰図という手法で描かれている。絵師として最も有名な人物は「大正の広重」と称された吉田初三郎である。
「初三郎式鳥瞰図」といわれる独自の手法は、見事な誇張と省略、魚眼レンズのように周辺部が屈折し、実際の縮尺では描ききれないものまで描き込んでいる。
初三郎が描くと琵琶湖も変形し、一枚の地図に富士山、青森、樺太、シベリアまでもが一目瞭然なのだ。
琵琶湖は琵琶湖らしくなく、それでも縮尺通りの地図より明瞭。何処を訪ねよう、何を食べよう……、当時の人々は鳥瞰図を手に旅の夢を膨らませた。
そして、今も昔も名物と言えば「琵琶湖産の小鮎」と「鮒ずし」なのである。
「琵琶湖名所鳥瞰図」は、国宝・彦根城築城400年祭主催事業「彦根まちなか博物館・近江鉄道コレクション」(アル・プラザ彦根3F・平成19年11月25日まで)にて、実物が展示されている。
「初三郎式鳥瞰図」といわれる独自の手法は、見事な誇張と省略、魚眼レンズのように周辺部が屈折し、実際の縮尺では描ききれないものまで描き込んでいる。
初三郎が描くと琵琶湖も変形し、一枚の地図に富士山、青森、樺太、シベリアまでもが一目瞭然なのだ。
琵琶湖は琵琶湖らしくなく、それでも縮尺通りの地図より明瞭。何処を訪ねよう、何を食べよう……、当時の人々は鳥瞰図を手に旅の夢を膨らませた。
そして、今も昔も名物と言えば「琵琶湖産の小鮎」と「鮒ずし」なのである。
「琵琶湖名所鳥瞰図」は、国宝・彦根城築城400年祭主催事業「彦根まちなか博物館・近江鉄道コレクション」(アル・プラザ彦根3F・平成19年11月25日まで)にて、実物が展示されている。